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執筆者の写真Mariko Yamaguchi

日港大人女子的ディナー<尖沙咀>Bayfare Social


昨年(2019)秋に尖沙咀東にオープンした最近アートやカルチャーの発信地を備えたショッピングモール「K11 MUSEA」を初訪問。ビルの間からはお馴染みの香港島サイドが見えて、思わず「ただいま~、香港」と言いたくなります。この景色はやっぱり落ち着くなぁ♡


「K11 MUSEA」の中は近未来的。まるでSF映画を連想させるようなデザインの吹き抜けが圧巻で、圧倒されつつ感動してしまいます。やっぱり香港はスケールが違う!商業施設の豪華さがハンパない感じ。そんな新しいビルのお隣りにあの高級ホテル「Rosewood Hongkong (ローズウッド香港)」 があります。



この夜はいつもの香港グルメブロガーの朋友たちがホテル5階にある Bayfaire Social(ベイフェア ソーシャル)というお店を予約してくれました。毎回、どこのお店に行くかを事前に相談するのですが、その時がとても楽しくて、いつもワクワクします。


Bayfare Social のコンセプトは「ヨーロッパの活気ある賑やかな広場にインスピレーションを得た賑やかな社交の場」ということで、ショウケースが並ぶセンターを中心にゆったりと配置されたソファやカウンターがあり、好きな場所に座れます。店内はかなり広くて、いくつかあるカウンターは美しく磨き込まれたように光り、全体的にスタイリッシュな雰囲気で落ち着きます。



お料理はアジアにインスパイアされたスペイン料理のタパスがテーマです。牛・豚・海老の串焼きやサラダの他、スペインのタパスコーナーでは大鍋でパエリアが作られていたり、青く光る氷の上には新鮮な生魚などがディスプレイされ、妖しくお洒落な雰囲気を演出していました。なるほどメニューには生魚のセビーチェやタルタル、刺身風などもありました。また、ヌードルコーナーでは香港の麺を始め、イタリアのパスタや中華麺に點心などもあります。まるで超高級なフードコート!



私たちは評判のパエリアを始め、いくつかのタパスメニューとデザートをいただいてのんびりとお喋りを楽しみました。ここのお料理はもっとたくさんの種類があるので、次回はお腹をしっかり空かせて来なくては!




テラスはビクトリア湾に面しているため、夜になると「ザ・香港」の美しい夜景が眺められます。18時頃のテラス席はすでにカップルで満席でした。ここでハッピーアワーを楽しむのも良さそう〜♡



毎回一緒にお食事してくれる香港ブロガーの友人たちとお約束の記念撮影♡



この半年間、香港内ではデモや抗議集会があり、香港政府や警察による激しい鎮圧で多くの香港の若者たちが逮捕されたり犠牲になったりと大変過酷な状況でした。ちょうどその間、英国滞在中だった私は、ネットでニュースを見ては心配で苦しくて悲しくてたまりませんでした。この日も友人たちに会えるかはデモなどの状況次第だったので再会が実現した時は嬉しくて涙がこぼれてしまいました。久しぶりの嬉しい再会なのに、涙をこらえきれず「香港と香港人の事が心配でたまらない」と言う私に、「香港人はガッツがあるから大丈夫。私たちは決してギブアップしないの。どうか心配しないで♡」と逆に慰められてしまいました。香港人の純粋さと優しさとポジティブさはいつも私の心を温めてくれます。大好きな香港に平和が戻り、これからも日本と香港が仲良くいられますように。


SPECIAL THANKS ♡ (from right Lo-Yan, Maggie, Mariko, kan)





5/F Rosewood Hong Kong,

Victoria Dockside, 18 Salisbury Rd,

Tsim Sha Tsui, 香港



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